フリーランスになるということは、会社に所属せず個人事業主として生活していくということです。社会保険の手続きや税金の処理など、会社員時代には何も考えなくても会社が面倒を見てくれていたことも、全て自分ひとりで処理することになります。最初の一歩で、すでに会社のありがたみを感じるかもしれません。自信がない人は、レバテックフリーランスなどのフリーランス専用エージェントに相談すれば丁寧にサポートしてもらえます。
フリーランスとして独立を考えている場合、できれば退職予定の数ヶ月前から退職の相談を直属の上司に行う事が大事です。退職する日程が決まったら、その日までは上司、同僚などに迷惑を掛けないよう今までどおりに出勤、業務にあたります。重要な事は、会社に迷惑を掛けないよう、後任の社員にきちんとした引継ぎを行う事です。退職する日までに有休を使い切るシフトを希望する事も伝えておきましょう。フリーランスとして独立した場合、国民健康保険に加入する事が前提ですが、任意継続として社会保険に入る事できますので場合によってはそちらも検討しましょう。また、国民年金の加入をしたり、フリーランスになる時の開業届を提出するなどの手続きも行います。
会社を退職してフリーランスとして独立したら、個人事業主として仕事をするための様々な手続きが必要になります。まずは、居住地域の管轄税務署へ開業届けを出すことから始まります。開業届けの書類は国税庁のホームページからダウンロードすることができますし、税務署でもらうこともできます。個人事業主になるだけの手続きであれば、1枚の簡単な書類で、その場で書いて提出できます。ただ、人を雇う場合や、確定申告を青色申告でする場合などは別の書類が必要になります。その場合は、直接税務署へ行き、説明を受けながら必要な書類を書いて提出すれば安心です。
フリーランスで仕事をするには、時間単価を5,000円以上に設定することが大切です。それは、会社員だったころの値段から算出されたものです。また、案件を少しでも高く受注するために、高めの値段設定と、直接出向いて安心感を相手に与える戦術を採用することも大切です。相手次第で値段を変えるためには、作業記録を付けることも重要になります。それは、相場観や自分の作業が時間単価に見合っているのかを確認するために必要なことであり、フリーランスになりなたての方は特に意識すべきものです。
会社員を辞めてフリーランスになると、働き方やライフスタイルが大きく変わります。独立後に会社員時代とのギャップに戸惑わないためにも、会社員とフリーランスの違いを把握して対策しておくことが大事です。特に収入と福利厚生が不安定になること、仕事の進め方が異なること、働く場所と時間が変わること、人間関係が変わることには注意が必要です。
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フリーランス時代を経て、小さなデザイン会社を経営しています。フリーランスで稼ぐことができれば、会社に縛られずに生きられますよ!
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