会社員からフリーランスへのはじめの一歩

会社員を辞めてフリーランスになったら、まずこの手続きから!

安定をとるか、自由をとるか?「フリーランス」で生きていく!

フリーランスとして活動するために必要な書類と手続き

会社員からフリーランスになるときに気をつけること

会社を退職してフリーランスとしての一歩を踏み出したら、開業届けや保険の切り替えなど、様々な手続きをする必要があります。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、この最初の手続きについては、さほど難しくありませんので、ひとつずつ処理していきましょう。

フリーランスとして活動するために必要な書類と手続き

個人事業の開業、廃業届出書とは?

個人事業主として独立した場合、「個人事業の開業・廃業等届出書」というものを書いて提出しなければなりません。書式は国税庁のホームページからダウンロードすることもできます。必要な箇所を記入して税務署に提出しましょう。開業届け自体は1枚のみの書類で記入欄も少ないので、不安な人は税務署へ直接行って内容を聞き、その場で書いて提出しても良いでしょう。その場合は印鑑を忘れずに持っていってくださいね。開業届けには屋号を記入する蘭があります。フリーランスとして仕事をする上で屋号も使いたい人は事前に考えておきましょう。屋号とは店の名前であり、個人事業主から会社組織に変更する際、会社名としてそのまま使う事が出来ます。分かりやすくて愛着の持てるような名前にすると良いでしょう。

所得税の青色申告承認申請書とは?

開業届けとは別に、青色申告承認申請書という書類があります。これは、確定申告を青色申告にしたい場合に必要となる書類で、青色申告を希望しない場合は提出する必要はありません。ただ、青色申告を希望する場合は、この書類の提出期限が定められていますので注意が必要です。青色申告にしておくと、最大で65万円もの控除が受けられたり、損失を繰り越せるなどのメリットが多いため、青色申告を希望するのであれば、開業届けと同時に手続きを済ませてしまいましょう。ただ、記帳方式が面倒になるというデメリットがあるため、控除は必要ないから手続きを簡単に済ませたいという人は、白色申告のままでも良いでしょう。青色申告承認申請書を提出しなければ自動的に白色申告になります。

退職の際の続きや保険・年金の切り替えなど

フリーランスとして独立する人は、それ以前は会社員として働いていたという人がほとんどでしょう。会社員時代にはほとんど意識していなかった保険や年金の手続きもきっちり済ませましょう。国民年金と健康保険の加入手続きは市役所に専用窓口が設けられています。

確定申告に向けて準備することとは?

フリーランスになったら毎年必ずしなければいけないのが確定申告です。会社員時代には年末調整の書類を出せば後はすべて会社が手続きしてくれるため、確定申告について意識をすることは少ない人がほとんどですが、フリーランスになると確定申告は重くのしかかってきます。一年間の収支を集計して収入や所得を計算し、納税額を算出して税金を納付する確定申告の一連の作業は作業量も多く、負担になります。
特に青色申告を選択した場合、複式簿記という本格的な記帳方式で帳簿管理をしなければなりません。損益計算書や貸借対照表などの決算書も作成しなければなりません。自分で帳簿をつけるとなると、かなり大変なのが現実です。しかし、確定申告をする以上は避けて通る事が出来ないのです。とは言え、プロに依頼すればかなりの費用がかかりますし、まだそんなお金をかける規模にもなっていない・・・という人がほとんどでしょう。そういう経理の面倒な部分を半分自動で入力して、確定申告の書類まで自動で作ってくれるサービスもありますので、こういったものを上手く使うのもいいでしょう。初期費用は全くかからず、ある程度は無料で使えるので、試してみてアップグレードすることも可能のようです。銀行とクレジットカードの明細の自動取り込みや、自動仕分け、レポート機能などかなり便利に使えますし、マックでもウィンドウズでも関係なく利用出来るなど、便利なサービスがたくさんありますので、自分に合うものを見つけて活用してみてはいかがでしょうか。

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フリーランス時代を経て、小さなデザイン会社を経営しています。フリーランスで稼ぐことができれば、会社に縛られずに生きられますよ!
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